世代別の消費者の特徴:ミレニアル世代 | TAMKO

世代別の消費者の特徴:ミレニアル世代

June 8, 2017

Barrett Ishida
Author Barrett Ishida

マーケティングにおいては、消費者を属性によりカテゴリ分けすることがよくあります。もっとも多い分け方の一つが年齢別の分け方です。   

 

属性カテゴリの中でも、もっとも多く話題にのぼることが多いのは「ミレニアル世代」です。ミレニアル世代のマーケティングについて考える際、考慮すべき実態や特徴とはどのようなものなのでしょうか?   

 

ミレニアル世代の概要

 

-別名:ジェネレーション Y、エコブーマー 

-おおまかに 1980 ~ 1994 年生まれを指す 

-多くがベビーブーム世代 (1946 ~ 1964 年生まれ) を親に持つ 

-アメリカでもっとも人口の多い世代であり、およそ 8,000 万人にのぼる 

-デジタルシフトの時代の中で育ち、インターネット以前の時代を覚えている最後の世代である 

-これまででもっとも教育水準が高く、文化的な多様性を持つ世代である 

-特にアメリカでは、教育費の高さから社会に出るときに大きな負債を背負っていることも多い   

 

一般的な特徴   

 

-しっかりとした考え方を持ち、寛容であると考えられているが、権利の主張や自己愛が強い傾向がある 

-フラットな人間関係を好み、他者からの早い反応を求める、ワークライフバランスを重視する 

-企業的な価値観よりも家族的な価値観を重視し、企業の価値が自分と一致しない場合、すぐに仕事を変える 

-自身の信条のためにボランティアや寄付を行う人も多い 

-政治に対する関心が高く、社会に対して進歩的な考え方を持つ人が多くを占める。同性婚や大麻合法化に賛成する人も多く、動物実験などの問題には反対の姿勢を示す 

-ポリティカル・コレクトネス (政治的な中立性) を最前線で支持している 

-従業員、および消費者どちらの立場からも、企業の理念や行動について関心を寄せている   

 

ミレニアル世代に対するマーケティング   

 

ミレニアル世代は、その人口や現在の年齢、影響力、購買力などの点で、多くの企業にとって無視できない世代となっています。デジタルネイティブ世代としてインターネットに親しんでおり、ソーシャルメディアがコミュニケーションの中心にあるため、ミレニアル世代に情報を届けるための中心となるのは、インターネットやソーシャルメディアとなります。   

 

特にソーシャルの領域では、Facebook と Instagram の使用頻度が高く、若いミレニアル世代の多くは Snapchat も使用しています。ミレニアル世代のうち 41% が Facebook を毎日使用していますが、Facebook でのネガティブな体験からあまり使おうとしなくなり、多くの人が他のネットワークでより多くの時間を過ごすことを選んでいます。   

 

企業はミレニアル世代へのマーケティングを行うにあたり、ある課題に直面しています。この世代はオンライン広告を見ようとしないことです。事実、広告ブロッカーの使用率は急速に伸びており、Youtube の広告を視聴しないミレニアル世代は 70% にのぼります。 

 

アーリーアダプターであるミレニアル世代は、Amazon Echo や Google Home といったデジタル音声認識アシスタントを率先して受け入れる世代になると見込まれています。企業にとっては、ミレニアル世代に対するマーケティング企画/戦略のためのチャネルが新たに加わることになります。   

 

 

eMarketer によると、音声アシスタントはミレニアル世代の生活にとって、重要な一部になると予測されている

 

ミレニアル世代へのマーケティングにおいて、企業が直面している課題がもう一つあります。この世代は企業に対し、企業理念などを含めて率直であることを求めており、信頼できない企業だと感じたら競合他社へ乗り換えようとすることです。

 

この世代が賛同できないような企業の信条や行動を目にしたときどのような結果になるのか。Under Armour や Uber のような企業は、#BoycottUnderArmour や #DeleteUber というユーザーが作り出したキャンペーンが広がったことからそれを目の当たりにしています。   

 

ミレニアル世代は、ある種の広告に対しては好意的な反応をするという良いニュースもあります。バナーやポップアップ広告に対しては否定的ですが、80% のミレニアル世代はインフィード型のネイティブ広告を受け入れており、半数以上は良質なスポンサードコンテンツを好意的にとらえています。   

 

まとめ   

 

ミレニアル世代へリーチする際に取るべき手法は、ソーシャル上で、体験を阻害しないようなスタイルに則った上で、面白く役立つコンテンツを提供することです。自社のことを、単に商品を得ることだけを考えているのではなく、価値を届けられる企業だとブランディングする必要があります。    

 

ミレニアル世代はオンラインでのアプローチを広げる小さな町やローカルビジネスを好む傾向があり、誠実さ、信憑性、率直さがマーケティングのカギとなります。

 

ブランドが誠実であり、率直である場合ことが明白な場合、56% がそのブランドを利用し続けるだろうと述べています。また、ソーシャル上でやり取りをしてくれるブランドに対して、もっとそのブランドを利用しようと考えているミレニアル世代は 62% にのぼります。

 

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